その香りは本物?偽物?・・・その1

私たちが毎日食べているもの。
その食べ物に
どれだけ化学的なものが使われているか
意識して食べたり、買い物をしたことがありますか?

先日、イタリアの国営放送Raiの“Report”という番組を見ました。
これは世の中の様々な問題(ときにはタブー)に綿密な取材をしたうえで、正面から問題提起をする…
非常に質の高い番組です。

今回の特集は“香料”。

私たちが、その食品の“香り”や“味”だと思っているものが、
実は全くその食品とは関係のない、化学的に作り出されたものによって
人工的に付けられたものだとしたら…。


フランスで取材をしたその映像の中身はとてもショッキングでした。

画像
あるお菓子屋さんはイチゴジャムを挟んだクッキーを作っている。
イチゴのおいしい季節には国産のイチゴでジャムを作るが、
季節はずれの時期には輸入もののイチゴを使う。
輸入ものは味も香りも国産より落ちるので、ジャムに香料を加える。
この香料は化学的に合成されたもので、原料に全くイチゴは使われていない。
「春にこのクッキーを買ったお客さんが、10月にまた買いに来た時、
もし味が同じでなければもう二度と買いには来ないだろ?」
…そこにはイチゴの季節が終わったら イチゴのお菓子はメニューから外す、という選択肢は、ない。

あるレストランのシェフ。
それは美味しそうな料理が次々と出来上がっていく。
しかし、香り高いトリュフやポルチーニの料理も、その香りの決め手は香料。
「火を通すと香りが抜けるからね。」・・・・・

また、彼は燻製ソーセージの作り方も見せてくれた。
取り出したのは、オリーブオイル。
そこに小さな瓶から何滴か透明な液を加える。
「これは“燻製”の風味をつける香料なんだ。」
…と言いながら、香りの付いたオリーブオイルを注射器に入れ、
ソーセージのあちこちに注入していく・・・・。

このシェフの例は少々特別(…と願いたい)としても、
最初のお菓子屋のようなケースはかなり一般的なのではないでしょうか。

取材の中にはある老舗のお菓子屋も出てきます。

彼らの看板商品であるクッキーは、カカオベースのシンプルな生地にバニラとオレンジと、レモン…何と3種の“香料”(本物は全く入れない)を入れて香りをつけたもの。
「この三つとも、カカオの風味ととてもいいマリアージュ(結婚)をするからね!」と店長は悪びれる様子もない…。


ここまで見たところで大きな疑問がわいてきます。

「今自分が食べているものの味は、その食品の本当の味なのだろうか?」


      ・・・その2につづく・・・











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