ジェラテリア・イル・ブリガンテ ブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS ノッチョーラ物語:その3…エマヌエーレの作る『ピエモンテ産 IGP』のヘーゼルナッツ

<<   作成日時 : 2012/04/07 08:37   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

イタリア人の一番好きなナッツ、Nocciola (ヘーゼルナッツ)
そのノッチョーラのジェラートのお話も今日が最終回。 
その1その2もぜひお読みください!)

今日は『ピエモンテ産ヘーゼルナッツ I G P』のお話です。


画像



前回お話しした『シチリア産ヘーゼルナッツ』
イタリアの最も南の地方で採れるもの。

一方このヘーゼルナッツの産地ピエモンテ州は
北はスイス、西側はフランスに接する
イタリアの北西に位置する州で
州都トリノは2006年の冬のオリンピック開催地としても記憶に新しいところです。

つまりイタリアの北のはずれに位置する州の一つなのです。


ここで採れるヘーゼルナッツは
もちろんシチリアや、ラツィオ、カンパーニャのものと
種類も違います。
そしてヘーゼルナッツの実が熟し、自然に木から落ちたものを
そのままにして数日たってから収穫するのだそうです。

そこで熟成が進むからなのかどうか、
このヘーゼルナッツはえもいわれぬ華やかな香りを持っています。

そのため特に世界中の菓子作りに携わる人たちから
圧倒的な支持を得ているこのヘーゼルナッツ。

その価値ある農産物を保護し、
この地域で生産されたことと、品質を保証するために与えられるのが
“ I G P ”という認証なのです。


IGPとはIndicazione Geografica Protettaの略。


日本語では「地理的表示」と訳されるこのIGP、
wikipediaによると、
「ある商品の品質や評価が、その地理的原産地に由来する場合に、
その商品の原産地を特定する表示」とあります。
つまり、その地域で作られる商品が
その地域ならではの特性を持った特別な品質だ、ということを
保証する制度と言えるでしょう。

具体的にはイタリアのゴルゴンゾーラで生産される青かびチーズの「ゴルゴンゾーラチーズ」、
イタリア以外ではフランスの「ボルドーワイン」やスイスの「エメンタールチーズ」も
このIGPにあたります。

ちょっとわかりにくいですが
ピエモンテ産のヘーゼルナッツに関して言えば
ピエモンテで生産され、厳しい基準の審査に通った
上質のヘーゼルナッツだけが
“ピエモンテ産IGP”の看板を背負うことができる、ということです。


画像


      (ピエモンテ州)


さて、私達が仕入れている『ピエモンテ I G P』のヘーゼルナッツは
シェフの友人エマヌエーレさんが丹精込めて育てているもの。

このヘーゼルナッツを初めてジェラートにした時、
まずはその色の違いに驚きました。


今までのヘーゼルナッツジェラートはベージュ色。
香ばしい香りが見ているだけで届きそうな
如何にも美味しそうな色でした。


ところがこのヘーゼルナッツのジェラートは
アイボリーなのです。

松の実や、シチリアアーモンドのジェラートと見分けがつかないほど
白いのです。


しかし、食べてみた瞬間、言葉を失いました…。


口に入れた後、ワンテンポ遅れて
ふわーっと香りが広がってきます。

その香りはあれよあれよと言う間に
どんどん強まり、体中に駆け巡るかのように広がります。

生のヘーゼルナッツでヘーゼルナッツミルクを搾って固めたような
ナッツの胚乳を感じさせる、甘くて官能的な香り。

その香りは舌の上でジェラートが溶けて行くのに反比例して
ますます広がっていきます。


そして、滑らかで、まったりとして
他のやや素朴な口どけのヘーゼルナッツと全く違う
繊細な舌触りと質感…


食べ終わった後もいつまでもいつまでも香りが残るこのジェラート
体育会系男子にたとえた「シチリア産」と正反対の
いつまでもあなたに未練を感じさせる
細身だけれど色白で官能的な美人、とでもいったところでしょうか・・・・。


一度出会ったら忘れられなくなってしまう…

そんなちょっと危険なジェラートです。


画像



この女性の虜になってしまったら
他の女性には全く目がいかなくなってしまう・・・ので
初めて「ヘーゼルナッツ」のジェラートを召し上がる方は
まずは『シチリア産』から味わうことをお勧めします。


シチリアとピエモンテのどちらかは
ほぼ毎日メニューに入っていますし、
日によっては食べ比べができるように
両方作る日もあります。

詳細は毎朝ツイッターでメニューを発信致しますので
チェックして、ぜひ機会があれば食べ比べてみて下さい。

まずはシチリア産、そして間をおいてからピエモンテ…。
(一緒に食べるのはNGです)


イタリアでもなかなかできない食べ比べをして
ヘーゼルナッツ道を極めたあなたは
イタリア人以上の“ノッチョーラジェラート通”になれるかも…。




     
        ☆ 本日4/7(土)、夜9時より
         テレビ東京の「アドマチック天国」鎌倉小町通り特集にて 
         当店も紹介される予定です。

         ぜひご覧ください!
  










テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ノッチョーラ物語:その3…エマヌエーレの作る『ピエモンテ産 IGP』のヘーゼルナッツ ジェラテリア・イル・ブリガンテ ブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる