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zoom RSS ノッチョーラ物語:その2…『シチリア産』と『ピエモンテ産』のヘーゼルナッツ

<<   作成日時 : 2012/04/06 01:03   >>

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前回の記事、ノッチョーラ物語:その1では
いかにイタリア人がヘーゼルナッツのジェラートが大好きか、
というお話をしました。

思えばイル・ブリガンテも4年前、
いよいよ開店を迎えるにあたって
「なにはともあれ、ヘーゼルナッツのジェラートだけは
絶対に気合を入れて作るぞ!」というのが
シェフの意気込みでした。

というのも当時はヘーゼルナッツのジェラートなんて
日本で作っているところはほとんどありませんでしたし、
あってもいわゆる既成の“ジェラート用ペースト”(植物性脂肪や、香料がいっぱい…)を
使って作ったものだったりして
正直美味しくなく…

実際、イタリアのジェラート業界の日本通の間では
「日本ではノッチョーラジェラートは受けない」と
ささやかれていたほどです。


画像



それでもイタリア人シェフがジェラートを作るこの店で
「ノッチョーラ」が無い、なんてことは絶対に許せない…。
だから、自分の納得のいく「ノッチョーラ」を作って、
日本の人たちに美味しさをわかって貰うんだ…


そうは言ったものの
正直なところ私達は不安でした。
本当に日本の人たちはこの馴染みのないジェラートを
気に入ってくれるのだろうか…


しかし、そんな心配は無用でした。

確かに「ヘーゼルナッツってどんなナッツ?」と
ショーケースの前で考え込むお客さんも多かったのですが、
一度食べた方はその味をしっかり受け入れてくれ、
中には毎回「ノッチョーラ」を頼む方がいるくらい
当店の一押しメニューとなりました。

まさにイタリアと同じ。


ですから、このジェラートを作るとき、
シェフは本当に心をこめて作ります。
もちろん他のジェラートに心がこもっていないわけではありませんよ。
でも、やはりイタリア人にとって
「ノッチョーラのジェラート」は特別な思い入れのあるもののようです。


当店ではイタリアのカンパーニャ州のヘーゼルナッツ、
そしてトルコ産のヘーゼルナッツを使ってきました。

カンパーニャ州のものは香ばしさがガツンとくる
素朴で骨太な感じの味。
一方、トルコ産のものはそれに比べて
ちょっと華やかさのある香りを持っています。

どちらもとても美味しいのですが
ここ一年余り、プレミアムジェラートに取り組むことで
味覚がさらに研ぎ澄まされてきたシェフは
さらに一歩踏み込みたくなった。


そこで仕入れることにしたのが
『シチリア産のヘーゼルナッツ』と
『ピエモンテ産のヘーゼルナッツ』の2種類です。


まずは『シチリア産のヘーゼルナッツ』

アーモンドやピスタチオの産地として有名なシチリア島ですが
ことヘーゼルナッツに関しては、それほど名を知られているわけではありません。

  (追記:調べてみると、カンパーニャ、ラツィオ、ピエモンテと並んで
       イタリアの4大生産地の一つだそうです!)


私達も「えっ?シチリア産のヘーゼルナッツ?あまり聞いたことないなぁ」と
驚いたくらいです。

でもこれが食べてみると、
イタリアの地元でシェフが子どもの頃から
ぼりぼりとおやつに食べていた、あのヘーゼルナッツの味。

とにかく香ばしい。


ジェラートにすると、最初の一匙が口に入った瞬間
ちょっと深めにローストしたヘーゼルナッツの
素朴で心地よい香ばしさが、
「よーい、スタート!」の号令を待っていたかのように
うわーっと、あっという間に口に広がります。

でも食べ終わると
スーッと消えていく。
別れ際のサバサバした
健康的な体育会系男子、といった感じでしょうか。

イタリアの南の島で太陽をいっぱい浴びて育った
どこかおおらかなこのヘーゼルナッツ。


もしあなたが、“ヘーゼルナッツのジェラート”を食べたことがなかったら
まずはぜひ、この『シチリア産ヘーゼルナッツ』を試してみて下さい。

このナッツの魅力がきっと理解できると思います。


さて、一方『ピエモンテ産ヘーゼルナッツ』・・・。


これがまた、全然違うのです。

今まで出会った、どのヘーゼルナッツとも違う。


しかもこのヘーゼルナッツは
“ピエモンテ IGP ”なのです。


どう違うのか。
そして“ IGP ”とは一体何なのか。


その話はまた次回に…。 








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