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zoom RSS イタリア人の一番好きなジェラート『ヘーゼルナッツ』はちょっといけない恋の香り?

<<   作成日時 : 2010/03/19 02:08   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 6

ジェラート文化が庶民の生活に根付いているイタリアでは
老いも若きもジェラートが大好き。
日本の大人たちにとって、
自分の町で“アイスを歩きながら食べる”のは
少々抵抗があるのですが
イタリアでは買い物ついでの年配のご婦人や
ハンチング帽などを粋にかぶった老紳士が
ジェラートを片手に一人で町のメイン通りを歩く姿は
決して珍しいものではありません。

そんな人生の先輩方、特に女性に
「一番好きなジェラートは何?」聞くと
「ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)!」という答えが圧倒的多数を占めます。

「ストラッチャテッラ(チョコチップ)が好き!」という子供も
「チョッコラート(チョコレート)!」という若者も
やっぱりジェラートの定番中の定番「ノッチョーラ」が大好き。

その証拠に鎌倉観光に来たイタリア人旅行者が
ブリガンテでジェラートを食べるとき
ほぼ全員が「ノッチョーラ」を選びます。

確かにイタリアでは
ノッチョーラを置いていないジェラテリアはありません。
ジェラテリアではなくバールなどで数種類だけジェラートを置いているところも多いのですが
そこにも「ノッチョーラ」はほぼ必ず置いてあります。
イタリア人の一番のお気に入りは
アーモンドでも、ピスタチオでもない、
そう、ノッチョーラなのです。


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ところでヘーゼルナッツってどんなナッツ?
正直、他のナッツと比べると、あまり馴染みのないナッツですよね。
スーパーなどでもいろいろなナッツが売られているのに
ヘーゼルナッツを置いているところは輸入食材を扱うごく一部だけ。
「ヘーゼルナッツ」の形や味をすぐ思い浮かべられる日本人は
まだそんなに沢山はいません。
実際当店に来る方たちも、よくショーケースの前で
「ヘーゼルナッツって、どんなんだっけ?」と
友達同士で喧々諤々(けんけんがくがく)やっています。


ヘーゼルナッツはヨーロッパでは最もポピュラーなナッツ。
特にチョコレートの中に仕込まれることが多く
ヨーロッパのスーパーのチョコレート売り場には
丸ごとのヘーゼルナッツがごろごろ入った板チョコが
何種類も並んでいます。
有名なものではイタリアのBacioというチョコレート。
丸くて真ん中の出っ張ったこのチョコの中には
刻んだヘーゼルナッツたっぷりのプラリネクリームが詰まっていて
さらに丸ごと一個のヘーゼルナッツが中からゴロンと顔を出します。

そのほかトリノの名物ジャンドゥーヤ(当店のメニューでもおなじみ)は
要はヘーゼルナッツチョコレートだし、
パンに塗って食べるあの「ヌテッラ」もカカオクリームとヘーゼルナッツを合わせたもの。

また、お菓子屋さんにはヘーゼルナッツを使ったケーキも
たくさん並んでいます。
このごろは日本でもヘーゼルナッツのスイーツを作る
ちょっと洒落たお店も少しずつ増えてきましたが…。


すっかり横道にそれてしまいましたが
前にも『ジャンドゥーヤ』の記事で触れたように
イタリア人にとってヘーゼルナッツは
“日本人にとっての小豆”のように大事な存在です。


さて、そのヘーゼルナッツをたっぷり仕込んで作った
当店の人気フレーバー『ヘーゼルナッツ』。
常連さん達が最もはまっているジェラートでもあります。

ブリガンテが開店当初からずっと使っているのは
イタリア・カンパーニャ州のヘーゼルナッツ。
それは色んなヘーゼルナッツをイタリアから取り寄せ
試作を重ねる中で出会い、惚れこんだもので
線の太い、深みのある味わいを持っています。
この生産者のものは当店が直接輸入仕入れをしており
日本ではブリガンテでしか扱っていないものです。


ところが、そんな苦労をしてようやく出会えた特別な相手がありながら
実は最近、新しい恋をしてしまったのです。

それは“トルコ産のヘーゼルナッツ”…


トルコがヘーゼルナッツ生産の世界一を誇る、ということは
以前から知っていたのですが
“カンパーニャ産”への恋心のためか
今までその品質にはあまり注意を向けて来ませんでした。

ところが最近出会った“トルコ産”に
心を奪われてしまった…


そのヘーゼルナッツで作ったジェラートを口にすると
“フルーティー”ともいえるアロマがいっぱいに広がり
ヘーゼルナッツそのものの甘みが
渋皮のわずかなほろ苦さを優しく包む・・・・

カンパーニャ産のような線の太さはないけれど
ちょっとピエモンテ産に似た“華やかさ”がある
より官能的なヘーゼルナッツ。

しばらくはこの恋に身を委ねてしまいたい…


・・と冗談はさておき
今までより明るいベージュ色をした
ブリガンテの新しい『ヘーゼルナッツ』。

あなたもちょっと浮気(?)をしに
いらしてみませんか?

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
オーブンでへーゼルナッツをローストしようとして、焦してしまったにがぁーい思い出があります(´・∀・`)上手に芯まで火を入れるの難しいですね
せんと
2010/03/20 00:03
せんとさん
ヘーゼルナッツは確かにローストするの、難しいですね…
周りが焦げ始めても中はまだカラッとなっていない…
ゆっくり、じっくりやるしかなさそうです・・・・。
うまくできたら、またBacioフレーバー作りますね!
ところでトルコ産はいかがでした?
shuf
2010/03/20 00:24
確かに、イタリア行くと男の人が嬉々として
ジェラートやってますよねぇ^m^
それがまた粋で…
あんなカッコいい男になりたいなぁ…
nanaken
2010/03/20 00:26
nanakenさん
そうなのです。けっこうたくさんいるでしょ?イタリアでは男子も甘いものに目がない!
さらに日本ではスイーツ同様女子の特権と思われている道端での立ち話も、友人やらご近所やらの噂話も、男子の方がぺちゃくちゃ盛り上がってやっています…(ちなみにみんな同時にしゃべってます。)それでもかっこよさそうに見えてしまうところがずるい…。
ただし、カップルでジェラート屋に行ったら絶対女の子には払わせません。日本男子、しっかりして!
shuf
2010/03/20 00:53
ciao!
私も、フレーバーは大抵「ノッチョーラと・・・」という言葉で始めてしまう、それくらい好きです(笑。

私が働いていたカンパーニャのレストランの外には、ノッチョーラの木がたくさんあって、avellinoなどが有名だったと思います。

でも、トルコ産も美味しいですよね。日本でのお菓子作りのときは、いつもこちらを使っていました。

・・・ああ、話していたら、食べたくなってきた!!
jun
2010/03/25 01:28
junさん!
さすがjunさんはイタリア人化している!
カンパーニャ産のノッチョーラは本当においしいですよね。でも確かにトルコ産も捨てがたい。
しばらくは華やかさのあるトルコ産で作るつもりです。

桜もぜひ味わいにいらしてくださいね!
私たちも早くjunさんのお店に行きたい!
shuf
2010/03/28 12:28

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